ランボルギーニの派手なカスタマイズと言えば、虹色のボディ塗装です。
ランボルギーニを虹色に塗ると、他とは一線を画す個性的なカスタムカーに生まれ変わります。
しかし、ランボルギーニの虹色塗装をするには高額な費用が必要です。
本記事では、ランボルギーニの虹色カスタムの魅力や実現のための塗装技法、必要な費用などを詳しく解説します。派手さが好きなランボルギーニオーナーには必見の内容となっています。
この記事のポイント
虹色カスタムの価格帯
虹色カスタムの実例
空ぶかしなどマナーに関する注意点
ランボルギーニ 虹色カスタムの魅力
ランボルギーニは高級スポーツカーとして世界的に知られているイタリアの自動車メーカーです。ランボルギーニの車体には、牛のマークが使用されています。これは、創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニが牡牛座生まれであることにちなんでいます。
ランボルギーニの車種には「アヴェンタドール」があります。アヴェンタドールとはスペイン語で「闘牛士」を意味していて、ランボルギーニの伝統的なネーミングです。
ランボルギーニのオーナーの中には、自分の車をカスタマイズすることで個性を主張する人が多くいます。その人気のカスタムの1つが、ボディの塗装を虹色にすることです。
ランボルギーニ 虹色の実例は?
ランボルギーニとはどのような車?
ランボルギーニのマークの牛は?
アヴェンタドールの由来とは?
諸星一家とはどのようなグループ?
東京オートサロンでの騒動とは?
ランボルギーニ 虹色の価格帯は?
ランボルギーニのボディ塗装を虹色にする場合、使用する塗料や塗装技法によって価格帯は異なります。
簡易的なスプレー塗装を行うのであれば、塗料費と塗装作業費を合わせても20万円程度で実現可能です。ただし、この場合は塗料が薄く載り、光の加減によるグラデーション表現が難しくなります。
本格的な虹色グラデーションを実現するには、職人による手塗り塗装が不可欠です。塗装に使用する塗料にはメタリックやパールを配合したものが適しており、1リットル当たり2万円程度の高額なものが使用されます。 塗装作業には細心の注意が必要で、全体で100時間を要することも珍しくありません。このため、塗装費だけでも100万円を超えるのが一般的です。
さらに、塗装前にボディの下地処理や分解整備を行う場合は、その費用も別途100万円程度が必要になることがあります。
このように、本格的なランボルギーニの虹色カスタムでは、総額500万円前後の費用がかかるのが実情です。オーナーの要望に応じて価格帯は変動しますが、高級車のボディ塗装に見合う投資が必要と言えます。
ランボルギーニ 虹色の実例は?
ランボルギーニの虹色塗装の有名な実例として、サッカー選手のオーバメヤン選手の愛車が知られています。オーバメヤン選手のランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4は、元々シルバーのボディをゴールドに塗装していましたが、2019年春に虹色のホログラム塗装に変更されました。
この塗装変更は、イギリスのカーデザインチーム「3D テックノロジー」が担当しました。虹色に見えるこの塗装は、実際には何層にも塗布したホログラムフィルムによって実現されています。フィルム1枚当たりの価格は約20万円で、オーバメヤン選手の車両に使用されたフィルムは10枚以上におよぶとみられます。そのため、塗装コストだけでも数百万円以上かかっていると考えられます。
また、日本のランボルギーニオーナー集団「諸星一家」でも、代表の諸星伸一氏が所有する複数のランボルギーニに虹色塗装が施されています。諸星氏のケースでは、アート感覚を持つ職人による手塗り塗装が用いられていると言われています。
このように、世界の著名オーナーの虹色ランボルギーニは、そのユニークな個性から大きな注目を集めている実例と言えます。
ランボルギーニとはどのような車?
ランボルギーニは伝統的にV12エンジンを積んだ高性能スポーツカーを生産しています。近年ではハイブリッドモデルも投入していますが、圧倒的な加速性能と高い最高速度が特徴的です。デザインも他の自動車メーカーとは一線を画す独特の形状をしており、一目でランボルギーニと分かる個性的な車両です。特に人気が高いのはランボルギーニのフラッグシップモデルである「アヴェンタドール」です。
ランボルギーニのマークの牛は?
ランボルギーニの各部に描かれている牛のマークは、創業者フェルッチオ・ランボルギーニが牡牛座生まれだったことにちなんでいます。このマークは「Charging Bull(突進する雄牛)」と呼ばれ、1946年からランボルギーニのトレードマークとして使用されています。雄牛は力強さとスピードを象徴しており、ランボルギーニのブランドイメージとマッチしていると言えます。
アヴェンタドールの由来とは?
ランボルギーニの車名「アヴェンタドール」は、スペイン語で「闘牛士」を意味しています。ランボルギーニの伝統的なネーミングとして、力強さや勇敢さを表現した言葉が使われています。アヴェンタドールはランボルギーニのフラッグシップモデルで、最高峰のパフォーマンスを誇るモデルです。車名はその性能を期待させる言葉としてぴったり合致していると言えます。
諸星一家とはどのようなグループ?
諸星一家は、ランボルギーニに強い思い入れを持つオーナーたちの集まりです。代表の諸星伸一さんを中心に100台以上のランボルギーニを所有し、派手なカスタマイズで個性を 主張しています。東京オートサロンなどのイベントに登場する諸星一家のランボルギーニは、その斬新なカスタムで必ず注目を集めています。ただし、エンジン音を過剰に出すなど、周囲への配慮に欠ける面もあると批判されることもあります。
東京オートサロンでの騒動とは?
2020年の東京オートサロンで、諸星一家は会場内で車のエンジンを空ぶかしたことが問題視されました。これに対してライバル的存在であるリバティーワーク社長の加藤氏が注意したことで口論となり、一触即発の事態に発展しました。この行為は他の来場者への迷惑行為であると批判され、諸星一家への印象を悪化させる結果となりました。諸星一家としては、時代背景を理解した上での行動が必要だと言えます。
ランボルギーニオーナーの虹色などカスタム嗜好
ランボルギーニには多くの熱狂的なオーナーがいます。彼らは車体のカスタマイズで自分ならではの個性を表現することを楽しんでいます。その人気カスタムの1つがランボルギーニのボディを虹色に塗装することです。
ランボルギーニの人気モデルtop3
ランボルギーニに虹色を塗るメリット
ランボルギーニ 空ぶかし禁止の理由
まとめ:虹色が目を引く!ランボルギーニ
ランボルギーニ 虹色の魅力とは?
玉虫色は、青と緑の光沢がある濃い緑系の塗装を指します。自然の中で輝く虫の羽根をイメージした色で、ランボルギーニの力強いイメージにマッチしています。艶があることから、ランボルギーニの曲線的なボディの立体感も際立ちます。
玉虫色は明るい色合いなので、夏場の使用に向いています。過度に派手になり過ぎないバランスの取れた一択と言えるでしょう。ただし、多くのグリーンカラーと似たイメージなので、他との差別化を図りたい場合にはやや物足りない印象もあるかもしれません。
ランボルギーニの人気モデルtop3
ランボルギーニの人気モデルのトップ3を挙げると、以下の通りです。
1位:アヴェンタドール
フラッグシップモデルで力強いV12エンジンを搭載。個性的なデザインも評価が高い。
2位:ウラカン
比較的手頃な価格設定で、エントリーモデル的位置づけ。V10エンジンの迫力が魅力。
3位:ハラカン
最新モデルの1つ。ハイブリッド仕様で環境性能とパワーの両立を実現。
この3機種はランボルギーニらしい過激なスタイリングと圧倒的なパフォーマンスが共通点です。個性派オーナーに人気のあるのもうなずけます。
ランボルギーニに虹色を塗るメリット
ランボルギーニに虹色を塗る主なメリットは、他の車とは一線を画す個性的なカスタムが実現できる点です。非日常的で派手な虹色は、並みの車とは違う存在感を示すことができます。また、光の加減で表情を変える塗装は、愛車と一体感が生まれると好評です。オーナーのセンスを主張したい場合には最適な選択といえます。
一方で、メンテナンス面の難易度が高いことがデメリットになり得ます。定期的な手入れを怠ると塗装の状態が悪化しやすいので、コストや手間を考慮する必要があります。また、派手過ぎると周囲から迷惑がられる可能性もある点にも注意が必要です。
ランボルギーニ 空ぶかし禁止の理由
ランボルギーニの空ぶかしは、以下の理由から近年は禁止される傾向にあります。
騒音による周辺住民への迷惑行為となる
会場内では危険行為と見なされる
来場者に不快感を与えかねない
社会的モラルから外れているとの批判を招く
時代の変化とともに、自動車愛好家コミュニティにおいても、他者への配慮が求められるようになりました。空ぶかしを我慢できないという個人的感覚は尊重しつつ、時と場所を選ぶ自制心がカギと言えます。
まとめ:虹色が目を引く!ランボルギーニ
本格的な虹色グラデーションは100万円超の塗装費必要
オーバメヤン選手の車両はホログラムフィルムを使用
空ぶかしは迷惑行為として近年禁止の傾向
虹色の光沢はランボルギーニの曲線を際立たせる
夏場の使用にマッチする明るい虹色も人気
メンテナンス面での手間とコストがデメリット
派手過ぎると周囲から批判される可能性も