NBOXに原付を積載する際のポイントと注意事項

NBOXは小型軽自動車ながら、原付を積載できる十分なスペースを備えています。近年は軽自動車でのバイクや原付の運搬ニーズが高まっており、コンパクトカーのNBOXでも50cc程度の小型原付を積載可能なことから、注目を集めています。

本記事では、NBOXに原付を積載する際のポイントやコツ、最大積載可能な原付のサイズ感について解説します。スロープの使い方や手作りの方法、人気のモンキーを積むコツ、積載時の注意点などを踏まえることで、NBOXで原付を運ぶ際の参考になるはずです。軽自動車でのバイク運搬に役立つ情報を提供できる内容となっています。

この記事のポイント

・NBOXで原付を積載する方法

・NBOXに積載できる原付のサイズ

・NBOXでモンキーを積載するコツ

・NBOXで原付を運ぶ時の注意点

nbox 原付の積載方法

nbox 原付の積載方法とは?
NBOXに50cc原付を積載できるサイズ
NBOXにバイクを積載する際の注意点
NBOX用のバイク積載スロープを作る
NBOXにモンキーを積載するコツ
NBOXで原付を運ぶときの方法

nbox 原付の積載方法とは?

現在のNBOXは、原付を積載するスペースが十分に確保されているため、50ccの原付を積載することができます。

原付を積載する際には、まずNBOXの後席を倒し、荷室スペースを十分に確保します。その上で、スロープを使って原付を後方から積み込みます。スロープを使わないと、原付の重量のために積み込みが大変困難になります。

原付を積載する際の注意点としては、エンジンを停止させ、スタンドを上げた状態で積載することが大切です。また、固定ベルトをしっかりと締め付け、輸送中の移動を防止する必要があります。

NBOXに50cc原付を積載できるサイズ

NBOXに積載できる原付のサイズとしては、シートハイトが700mm程度、車重が80kg程度、車体寸法が長さ1500mm×幅600mm×高さ1000mm程度までが目安となります。

50ccの原付であれば、ほとんどの車種がこのサイズ範囲内であり、NBOXの積載スペースに収まると考えられます。ただし、個々の原付の寸法を確認した上で、積載の可否を判断する必要があります。

NBOXにバイクを積載する際の注意点

NBOXにバイクを積載する際の注意点としては、まずタイヤの空気圧を適正に調整することが挙げられます。輸送中にタイヤがパンクするのを防ぐため、メーカー推奨の空気圧に調整しておきましょう。

また、エンジンオイルがもれないように確認し、バッテリーの端子を外しておきます。さらに、フューエルコックをOFFにし、燃料もれを防止します。バイクの固定はしっかり行い、移動しないようロープ等で固定します。

NBOX用のバイク積載スロープを作る

NBOXにバイクを積載するためのスロープは、木製やアルミ製などの市販品を利用する方法もありますが、手作りすることも可能です。

手作りの場合、厚さ15mm程度の厚手の板を使用し、長さ150cm×幅30cm程度の大きさに切り出します。複数枚用意して段差がないように並べ、すべり止めのマットを敷くと完成です。

市販品に比べると低コストで済みますが、丈夫さやすべり止め性能に若干劣ります。バイクの重量に耐えられる強度が必要ですので、材質選びがポイントとなります。

NBOXにモンキーを積載するコツ

NBOXにホンダの人気バイクであるモンキーを積載する際のコツは、まず後席を倒して荷室スペースを確保した上で、スロープを利用することです。

モンキーは車重が約100kgとそれほど重くはないものの、リアタイヤの径が小さいため、スロープなしで積み込むのは困難です。スロープを使ってゆるやかに搬入することで、スムーズに積載が可能となります。

また、ハンドル位置に注意し、天井や左右の内装に引っかからないよう、斜めに搬入するのがポイントです。ハンドル位置を調整すれば、スムーズに積載できるでしょう。

NBOXで原付を運ぶときの方法

NBOXで原付を運ぶ場合、車内スペースを有効活用することが大切です。まずは後部席を完全に倒し、長いスペースを確保します。

原付は前輪の位置が低いので、運転席と助手席の間に前輪を入れるのがコツです。この隙間に前輪が収まるよう、斜めに積み込みます。

また、立てたスロープを固定し、そこに前輪を当てることで、バングルで固定することも可能です。NBOXの荷室フックを使って、しっかりと固定することをおすすめします。

nbox 原付の積載可能車種

NBOXに積載できる原付のサイズ感
NBOXで250ccバイクの積載も可能
NBOXプラスで大型バイクも積載OK
NBOXにモンキー125を積載する方法
NBOXのバイク積載限界重量は?
NBOXでバイクを運ぶ際の注意点
まとめ:NBOXに原付を積載する際のポイント

NBOXに積載できる原付のサイズ感

NBOXに積載できる原付の代表的なサイズ感としては、シート高が700mm前後、車重80kg前後、車体寸法が全長1500mm×全幅600mm×全高1000mm前後の原付が収まると考えられます。

たとえば、ホンダ・ジョルノのサイズは全長1650mm、全幅670mm、全高1035mmで、これらの数値はNBOXの積載可能サイズ内に収まっています。

NBOXで250ccバイクの積載も可能

NBOXには、250cc程度のバイクも積載可能です。車重100kg程度、車体寸法が全長1800mm×全幅700mm×全高1100mm前後の中型バイクであれば、NBOXでの輸送は難なく行えます。

シートやスロープなどのアレンジ次第では、より大きなバイクの積載も可能ですが、積載重量制限もあるので、車両の限界を確認しつつ行う必要があります。

NBOXプラスで大型バイクも積載OK

NBOXの派生車種であるNBOXプラスなら、大型のバイクも積載が可能です。NBOXプラスはシートアレンジ次第で、長さ1940mm×高さ945mmの空間を確保できます。

この広い空間なら、中型のスクーターや250ccを超える大型バイクも問題なく積載ができるでしょう。NBOXプラスなら600ccを超えるバイクの積載も決して無理ではありません。

NBOXにモンキー125を積載する方法

NBOXにホンダのモンキー125を積載する方法は、まず後席を完全に倒してスペースを確保します。次に、モンキー125の前輪を運転席と助手席の間のスペースに収められるよう、斜めに積み込みます。

ハンドル位置に注意し、天井や内装に当たらない角度で積み込む必要があります。スロープを使用すれば、モンキー125の後輪を乗せてゆるやかに積み込めます。

固定はフロアフックと固定ベルトを使用して、輸送中の移動を防ぎましょう。この方法なら100kg程度のモンキー125もスムーズに積載可能です。

NBOXのバイク積載限界重量は?

NBOXのバイク積載の限界重量は、車両の積載能力から計算すると200kg程度が限度と考えられます。ただし、運転安定性からは100kg程度までが望ましいでしょう。

実際には、車両サイズや重心位置によっても異なりますが、125cc程度の軽快なバイクまでは問題なく積載可能です。限界を超える大型バイクの場合は、別の輸送手段を検討した方が無難です。

NBOXでバイクを運ぶ際の注意点

NBOXでバイクを運ぶ際は、積載重量だけでなく運転の安定性にも注意が必要です。特にカーブや突発的な車線変更時のバイクの揺れや傾きが生じないよう、しっかりと固定することが大切です。

また、前輪位置が低いバイクの場合、フロントの視界を遮らないように積み込むことも注意点のひとつです。適正なタイヤ空気圧の確認や、燃料残量を減らしておくことも安全面で重要となります。

バイクの固定方法ですが、フロアフックや専用の固定ベルトを使用するのがベストです。固定ベルトは複数箇所で締め付け、バイクが輸送中に傾かないようにします。フロント周りだけでなく、リア周りもしっかり固定しましょう。

次に、タイヤの空気圧ですが、メーカー指定の空気圧に調整しておくことが重要です。特に長距離輸送の場合は、低めの設定にしておいた方が走行中のパンクを防げます。

また、燃料残量もできるだけ少なめにしておくべきです。満タン状態での輸送は危険なため、半分程度に抑えるのが無難でしょう。

その他にも、バッテリーの外し忘れやオイル類のもれがないかを事前に確認するのは欠かせません。さらに運転時の速度にも注意し、法定速度を守ることが大切です。

まとめ:NBOXに原付を積載する際のポイント

・NBOXは50cc原付を積載できる十分なスペースがある

・原付を積むには後席を倒し、スロープで積み込むのが良い

・エンジンは止め、スタンドを立ててから積載する

・固定ベルトでしっかり固定する

・シート高700mm、車重80kg以下の原付ならOK

・タイヤの空気圧を適正にする

・エンジンオイルの漏れに注意する

・燃料残量は少なめにする

・積み込み時はハンドル位置に注意する

・手作りの木製スロープも利用可

・モンキーなら斜めに積み込むのがコツ

・前輪を運転席と助手席の間に入れる

参考

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